必須のスキルは存在しない
『警備員に必要なスキル』と聞いたとき、何かしらの資格が必須だと考えたかもしれません。しかし、取得しなければいけない資格は存在しないので安心しましょう。ただ、持っていると便利な経験や知識などのスキルはあるので、目指しているのなら把握しておくことをおすすめします。
不審者を相手にすることになるなら格闘技の経験
不審者と対峙するケースが考えられる警備員を目指すときは、格闘技のスキルが役に立つでしょう。柔道や空手などの対人の格闘スキルを持っていれば、いざというときに対処できる可能性が高くなるからです。段位を持っていなくても経験があるとなしとでは大違いなので、経験者であることを履歴書に書いておけば優位に面接を進められます。なお、格闘技のスキルが必要になるかもしれないのは、いくつかある警備員の仕事の中で身辺警護です。それ以外の場所や交通に関する仕事の場合は、不審者と対峙したときでも無理に戦う必要はないので安心しましょう。戦うことは仕事内容に含まれてはいません。
交通整理をするなら自動車の運転に関する知識
ショッピングセンターなどの駐車場で交通整理をするのなら、やはり自動車の運転に関する知識を持っていたほうが無難でしょう。自動車がどのような動きをするのかまったく分からなければ、誘導をするのが難しくなってしまうからです。もしも、自動車の免許を持っておらず知識がまるでない場合は、交通誘導警備業検定の勉強をおすすめします。その名前の通り、交通誘導に関する検定なので、勉強をすれば自動車の運転に関する知識をしっかりと蓄えられるでしょう。2級ならば実務経験がなくても、勉強さえすれば取得することが可能です。
様々な条件を確認してから、警備員の求人に応募する事も可能です。勤務時間やシフトを重視して検討する事もできます。